このエコバッグ使いやすっ! バッグマニアが思わず愛用の優れモノ出ました。
狭い部屋のあちこちに山積みになったバッグの個数が、50〜60個にはなるファッションライターです。
「バッグ持ってます」自慢?
まさか !?
正確な個数は数えていません。
この状態にちゃんと向き合うと、自分で自分がイヤになりそうで……。
好きだからといって、次々に手に入れればいいってモンじゃありません。
数が増えた理由のひとつは、処分しないからです。
長年の積み重ねです。
でもこれほどの個数を入手してきたワケは?
それは、どのバッグも一長一短だから。
見た目がよくても使いにくいとお蔵入りしますし、荷物に最適なサイズを持ちたいという思いも。
服装や生活スタイルが変化したときも、気づくと新しいバッグが部屋の中に。
私はバッグを「生活の道具」だと考えています。
(ファッションライター目線でなくイチ個人として)
荷物を持たざるを得ない人のストレスを軽減させる、「持ち歩いて嬉しい、使って嬉しい」ファッションアイテム。
コスパがよく、気楽に持ち出せて、行動を妨げないこともポイントです。
(靴や服装の考え方も同じ。「見た目より機能」という)
さて、本題です。
仕事で出かけるショップオープンなどのイベントで、エコバッグをよくいただきます。
いま持ってる個数でたぶん20個ほど。
それは上記の所有バッグには含めていません。
なぜなら、ほぼ使わないから。
ぜんぜんエコじゃないですよね。
タンス貯金よりもったいない。
でも街で女性がクタッとした布バッグを肩に掛けてる姿を見かけるたび、
「かわいい」
と思ってます。
チープ・シックで素朴な味わいは、日本人の琴線に触れる何かがあると。
ですが、中に入れた荷物がぐしゃぐしゃになり、床置きもできないバッグは、個人的にどうにも使いにくいのです。
それがっ!
文句ナシのエコバッグに出会いました。
フランスがルーツのワークウエア、「DANTON(ダントン)」の路面店オープンでいただいたお土産のトートです。
どこが優れモノかと申しますと、
1. 自立する。
2. 肩に掛けて滑らず馴染む。
3. 内部のサイドポケットが超絶便利。
ボックス型で四隅が縫われて柱の役割を果たし、底も四角なので置いたとき形状を維持します。
洗濯して生地が柔らかくなったらダメかもですね。
ハンドルの長さもホールド感もちょうどよく。
そして、もっとも気に入ったのが内側サイドのポケットです。
縦長の形状もイイんですよね〜。
使いやすく持ち歩きやすいのに、縦長バッグはなぜかあまり見かけませんから。
さてっ。
エコバッグとトートバッグの中間に位置する、この製品のプライスはいかに !?
…… すみません、非売品だそうです…。
あ、いえ、似た品は探せば見つかるかもしれません!
というのも、
このトートの製造を手掛けたのは、イギリスが発祥のインドの女性を支援するNPO「re-wrap」。
(タグを見て調べました)
彼らのホームページでは、
“re-wrap is a social enterprise whose purpose is to create organic, hand crafted textile products that will have the most positive impact on people and the environment.”
(re-wrapは、人間と環境に最も良い影響を与えるオーガニックの手作りのテキスタイル製品を作成することを目的とする社会的企業です。)← google翻訳
そう説明されています。
2018年に上野の森美術館で開催された「フェルメール展」で販売されたトートもここの製造のようです。
(形は異なります)
何気ない記念バッグが実はre-wrap製、ということもありそうなので、ぜひぜひ周辺を気にしてみてくださいませ。
魅力的なバッグのお土産からはじまり、新たな世界のフェアトレード、サステイナブルも学べたDANTONのショップオープン。
「いい出会いさせてもらったな」
ということで、お店もどうぞよろしくです。
photos © 高橋一史
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